自分の個人情報が知らぬ間に他社へ販売されていたら
三井住友カードがクレジットカードで買い物をしたときのデータを他企業へ販売を2019年10月18日に開始しました。
クレジットカードの決済履歴×性別や年齢、職業、年収といった属性で、客の購買動向をリアルタイムで把握。三井住友カードが小売店などにデータ提供するサービスを始めます。#日経イブニングスクープhttps://t.co/SyklJ6KSNQ
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) October 17, 2019
最近どの企業も集まったデータを販売して儲けようとする会社が多いですね。
わたしたちも便利だからクレジットカードを使っていますが、それをね、（いくらざっくり区分けでも）勝手に情報提供されていたら気分悪いですよ( ˙-˙ )
顧客データを販売したとして、顧客に何の利益があるのか。
多めにポイントがつくとか年会費が安くなるなどのメリットがなければ、こちらの情報がダダ漏れになるだけです。
データ提供開始するよ！って開始前に知ることができるのはいいのですが、これでキャッシュレスより現金が安心だわ…ってキャッシュレス離れに拍車がかかるんですよね。
いまのところ情報提供拒否設定することができず、三井住友カードを使うと自動的に個人情報が加工されて他企業に渡っている状態です。
おい、ユーザーにも拒否権あるだろが( ˙-˙ )
勝手にサービス始めおって！！！！！！
Amazon Mastercardクラシック
を使っているので、プロパーカードだけでなく提携カードでも情報提供が実施されているのか気になります。（おそらく提携カードも対象だと思われ…）
対策：情報提供拒否設定 or カード解約
顧客のデータをひっそりと販売している会社は実はあまたとあります。
クレジットカードだけでなく氏名、住所などをアンケートなどで記入した情報を勝手に横流ししている企業もあるので個人情報の対策を完全無敵に行うことは難しいです( ´ ･ω･ ` )
今、自分が利用しているサービスでももしかしたらデータ提供を実施しているかもしれません。
これを機に調べて利用サービスの見直しをしてみましょう。
データ販売をしているとホームページのすみにでも書いてある会社はまだマシかもしれない…
JCB消費NOW：情報提供停止登録をする
pic by 公式サイト
わたしのメインクレジットカードであるJCBプロパーカードでも情報提供が行われています( ´ ;ω; ` )
やってるなら言ってよ…
それともカード契約時の規約にでも書いてあったの…？
JCB消費NOWの存在を知って即情報提供拒否登録をしました( ˙-˙ )
このサービスは2017年から実施されています。
過去のデータ提供をさかのぼって停止することはできないので、まだの方はいますぐ拒否登録をして今後は情報提供をされないようにしましょう！！！
Tカード：勝手に規約変更&情報提供→任意に変更
2014年にTカードでの個人情報を知らぬ間に第三者へ提供していたとして大きな問題となりました。
規約をしれっと変更して提供可能な状態にしてあり、情報提供停止の際には提供したくない企業のチェックボックスをはずすという無駄に労力のかかる仕様になっており、ユーザーから不満が大爆発しました。
現在では情報提供に応じた場合、セール情報やクーポンが届くようです。
これでWIN-WINだと判断できれば利用継続もアリかもしれません。
うちの母はそんなこと関係なしにTカードを使っていますｗ
こういうことになっているとは教えたのですが、ウエルシアでTカードのポイントを貯めるために利用継続中です。
Yahoo!スコア：デフォルトで情報提供ON→初期設定でOFFになる
pic by 公式サイト
ヤフーでもYahoo!スコアという制度で情報提供が行われています。
Yahoo!スコアはデフォルトで情報提供がONの設定になっていました。
2019年10月1日から初期設定OFFに変更となりました。
Yahoo!は現在ソフトバンクの子会社になっています。
個人的にソフトバンクはあまり好きではありません( ´ ▽ ` )
ソフトバンクの傘下に入ってからYahoo!はおかしくなったのかも…ｗ
↑のページを読むと「どこがだよ！」とつっこみたくなるｗｗｗ
Googleでは広告表示でデータが利用されている
Googleは個人情報の提供は実施していませんが、個人に合った広告をネット上に表示するために個人データを利用しています。
表示したくない広告の種類を上記URLから設定できます。
情報提供拒否設定をした上でサービスを利用する
このように他社へデータ販売や情報提供をしている会社はたくさんありますが、便利さの享受との引き換えになっています。
便利なものは使いたいけど、情報提供はいや！
というわけでわたしは情報提供拒否の意思表示をしつつ、クレジットカードなどのサービスを使い続けると思います。
今回のことをきっかけにカードを整理して本当に必要なものだけを手元に残しておきましょう。
そうすれば勝手に個人情報が売られているかも！？と心配することも減るかもしれません。
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